『僕とスターの99日』

西島秀俊さんが良過ぎる。やばい。

寡黙なイケメンてイメージだったんですが、このドラマでは怒鳴る叫ぶ怒る。天文オタク。いつも顔のどこかにばんそこ。たこやきをほおばる。

かわいすぎる。

チープなかんじのストーリーもスピッツの主題歌もはまってて、エンタメ的に大成功。星の映像がチープすぎるのが若干残念だが。

佐々木蔵之介氏の暑苦しさがなんか新鮮。『砂の器』もよかったけど、こういうのもできるんだ〜って思いました。

あとは『相棒』ten。三田佳子さんが美しすぎた。こういう老いらくの…に邪まと不幸のスパイス、って話は余韻が残って最高だな〜 ほぼ右京さんの独壇場になっちゃうんですけど。神戸くんはかりんとすすめられたのと、「君…、意外と粘り強い!」てほめられたくらいでしたな。

右京さん、「知り合いに着物の好きな女性がいまして…」たまきさんはもう出てこないのだらうか。

『赤と黒』

クロード・オータン・ララ 監督。

ジェラール・フィリップのイケメンぶりに脱帽。この人の写真って、遠くから小さい写真見ただけで、イケメンってわかるオーラがありますね。
ジュリアンて奴は、冷静に考えるとけっこう気持ち悪くて嫌な奴なのに、彼が演じると憎めなくってなあ!もう…。
でもいちばんすごいと思ったのは、夫人が旦那の静止を振り切ってジュリアンの牢に走るとこ…。そこ、行くんだ!って…。この女性はすごい、ほんとに。

DVD感想

最近見たやつ。

第9地区
南アフリカという舞台と、テクニカルすぎない映像が不思議な雰囲気を生み出してた。冒頭、人間がエイリアンの居住区で暴力を振るっている場面で、人間の方がエイリアンに見えるような奇妙な感覚を覚える。エイリアンになった途端に主人公が迫害を受ける様はカフカの『変身』のような不条理さ。しかし土地柄、アパルトヘイトの歴史も思い出され、なんとも意外と深い映画かも。

カプリコーン1』
TSUTAYAのおすすめ。いかにも宇宙映画みたいなのに実際は…。船長がちょっと布施明風。面白かった。

『噂のモーガン夫妻』
ヒュー・グラント大好き。『ラブソングができるまで』好きだったんですが、同じ監督でこれもたいへん好みでした。映画を観てると、ああいうぽんぽんジョークを言ってくれる男性ってすごいいいなと思うのですが、現実にいたらいらっとするかな? 相手を好きかどうか次第だよねきっと。ウィーラー夫妻も素敵な夫婦でした。

2010年 読んだ本

一年の総括の時期がやってきましたですよ。

今年も(漫画のぞき)約100冊読めました。シリーズ物とか複数巻ものは1冊とカウントしてますが。

今年は一年通して、ブクログ、手帳、情報カードで読書履歴を管理していたので、振り返りは楽でした。ブクログが結構便利になってきたので重宝してます。図書館も結構利用した。
面白かったものをつらつら。なんかもれてると思うけどとりあえず。

●海外小説
アシモフ『われはロボット』『ロボットの時代』
ギブスン『ニューロマンサー
チャペック『ロボット』
ティーブンソン『ジキル博士とハイド氏
シェリー『フランケンシュタイン
ウェルズ『モロー博士の島』
リー『銀色の恋人』
シェッツィング『深海のYrr』『LIMIT』
ウッドハウス『比類なきジーヴス』
アーチャー『百万ドルをとり返せ!』
イシグロ『日の名残り
ラップチャルーンサップ『観光』
マキューアン『アムステルダム
ホーガン『星を継ぐもの』
デュ・モーリア『鳥』
コッローディ『ピノッキオの冒険』

●日本小説
光瀬龍百億の昼と千億の夜
田中芳樹銀河英雄伝説
小川一水『老ヴォールの惑星』『第六大陸』『天冥の標シリーズ』
佐々木丸美『崖の館』『水に描かれた館』『夢館』
有川浩塩の街』『海の底』
高田郁『みをつくし料理帖シリーズ』
冲方 丁『天地明察
森博詞『Gシリーズ』『創るセンス 工作の思考』
三浦しをん神去なあなあ日常

●小説以外
クリス・アンダーソン『FREE』
アニリール・セルカン宇宙エレベーター
イアン・エアーズ『その数学が戦略を決める』
アリエリー『予想どおりに不合理』
バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』
小阪 淳,片桐 暁『宇宙に恋する10のレッスン』
川口 有美子『逝かない身体』
内田 樹『日本辺境論』
西垣 通 『ネットとリアルのあいだ』
石黒 浩『ロボットとは何か』
福島 正実『未踏の時代』

●漫画
荒川弘鋼の錬金術師
樹なつみ八雲立つ』『花咲ける青少年
TONO『カルバニア物語』『コーラル』
尾田栄一郎ONE PIECE
よしながふみ『大奥』『きのう何食べた?
鈴木 理華『タブロウ・ゲート
渡瀬 悠宇 『アラタカンガタリ
椎名高志絶対可憐チルドレン
小玉 ユキ 『坂道のアポロン
おがきちかLandreaall』『侍ばんぱいや』
市川 春子『虫と歌』
羽海野 チカ 『3月のライオン
ふくやま けいこ 『東京物語』『話の話』
西 炯子『娚の一生
田中 メカ 『キスよりも早く
萩尾 望都『マージナル』『あぶない丘の家』
磯谷 友紀『本屋の森のあかり

『ふたたび SWING ME AGAIN』

11月公開の映画『ふたたびSWING ME AGAIN』試写で観てきました。とても良い映画だった。

大学生の大翔(ひろと)の家に祖父が帰ってくるという。亡くなったと聞かされていた祖父、健三郎は、実はハンセン病で、療養所にいたのだった。突然の健三郎の帰還に戸惑う家族だが、大翔はジャズを接点に、祖父の昔のバンド仲間を訪ねる旅に巻き込まれていく。50年前、病気のせいで実現しなかった、ライブハウス「ソネ」でのライブを実現させるために…。

重いテーマで、決してきれいなことばかりではない歴史をふまえ、人と人とのつながりを描いて心が温まる作品。

塩屋俊監督と、主演の財津一郎(健三郎役)、鈴木亮平(大翔役)の舞台挨拶もあって、楽しかった。財津さんが主題歌(「So far away」)を歌ったりね〜。
健三郎担当の看護師と健三郎の妻の二役をしていたMINJI、すごく美人さんです。ナベサダも出演。

ある日曜日

先日買ったお酒の名前を控えるのを失念していてああ間抜け。京都の地酒できもと造りなことしかわかりません…。お世話になった方には無事渡せましたけどね。よかった。

土曜日は会社の同僚とそのお友達と飲み。楽しかったです、漫画とかの話で盛り上がって。こんどはぜひカラオケに一緒に行きたい。

日曜日、月曜に某企画のために本の紹介をせねばならず、ああこういうのって苦手だーーーー 悩み中。そんな中、本屋に行ってまた新しい本を買い込んでしまった。

ハガレンアニメ最終回、漫画版の最終回まだ読んでないのに観ちゃったよー。ほんとに終わりなのね。この漫画、読み始めたのは一回目のアニメがきっかけで、はじめて観たのがニーナの話で、衝撃でした。ふたりの中でもやっぱりずっとこのことが残ってたんだなって、感じるものがあります。
ニーナとヒューズ。このふたりのエピソードは、ストーリー早々に出てきてかなりのインパクトだったけど、それがやっぱり最後まで通奏低音だった。エルリック兄弟にとっても、マスタングチームにとっても。
もうひとつは、キメラとホムンクルスというヒトならざるもの、あるいは信条を異にするもの(イシュヴァール)との共生というテーマ(アルと旅立った二人、セリム、そしてスカー)。
「文化は民族」「やれることからやりたい」マイルズとホークアイの言葉も染みる。

酒ともろもろの日々

6/26、京都へアジサイ見に行った。津軽三味線を聴いた。帰りにお世話になった方へのプレゼントで日本酒購入。試飲。とおりがかった錫器のギャラリーでサングリアを試飲。古本屋をひやかしたりして、しめくくりはシェリー。

このところダフネ・デュ・モーリア『鳥』を読んでいて、これがとても良かった。映画は007のシリーズを人から借りて観ている。「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」「サンダーボール」を観た。

毎週何かしら飲んでいる。すばらしき日々。